執筆者
村上医院
副院長村上 晴郎
資格・所属学会
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本血液学会 血液専門医
- 日本リウマチ学会 リウマチ専門医
- 日本内科学会会員
- 日本血液学会会員
- 日本リウマチ学会会員
「何となく不調」が続くとき、血液や免疫の異常が隠れていることがあります
これらの症状は、体の中で炎症や免疫異常、または血液疾患が進行しているサインかもしれません。
特にリンパ節の腫れが2週間以上続く、あるいは全身のだるさや発熱、体重減少などが伴う場合には、早めの受診と検査が必要です。
リンパ節は、ウイルスや細菌などの異物を監視し、体を守る役割を担う「免疫の要」です。
首、わきの下、足の付け根などに多数存在しており、感染症の際には一時的に腫れることがあります。
しかし、腫れが長期間続いたり、しこりが固くて動かない場合には、リンパの病気や免疫異常、がんの可能性も考えられます。
風邪やインフルエンザ、ウイルス感染症などで一時的にリンパ節が腫れることがあります。多くは数日〜2週間以内に自然に改善します。
リウマチや膠原病、自己免疫性疾患では、免疫の異常な働きによりリンパ節が慢性的に腫れることがあります。発熱、体の痛み、倦怠感などが同時に出ることが多いです。
長期間続くリンパ節の腫れや、体重減少、夜間の発汗、発熱がある場合は、悪性リンパ腫や白血病などの血液のがんが疑われます。早期発見が非常に重要です。
Flow.01
腫れの場所や期間、発熱や体重変化の有無、日常生活への影響などを詳しくお伺いします。
自己判断で「様子を見よう」とされる前に、早めに状況を共有してください。
Flow.02
リンパ節の腫れや微熱の背景にある病気を見極めるため、血液検査を中心に、必要に応じてレントゲンや超音波検査を行います。白血球やCRP、炎症反応、免疫異常の有無などもチェックします。
Flow.03
血液疾患や自己免疫疾患が疑われる場合には、速やかに連携病院での精密検査や治療につなぐ体制を整えています。初期診断と相談窓口として安心してご来院ください。
微熱や倦怠感、体重減少といった「軽いけれど続く不調」は、放置されがちです。しかし、こうした症状の背景に慢性疾患やがん、免疫異常などが隠れているケースも少なくありません。特に、リンパ節の腫れが1箇所だけでなく複数ある、またはどんどん大きくなる、痛みはないのに硬いしこりとして残っている場合には、注意が必要です。
村上医院では、血液内科専門医の副院長が在籍し、一般的な内科疾患から専門性の高い血液・免疫疾患まで幅広く対応しています。また、外科的視点を持つ院長との連携により、内科と外科の両面からのアプローチが可能です。
「なんとなく体調が悪いけど、病院に行くほどでは…」という気持ちはよく分かります。ですが、早めに相談することで、病気の早期発見や早期治療につながることもあります。村上医院では、皆様の「ちょっと気になる」に耳を傾ける医療を提供しています。安心してご相談ください。