執筆者
村上医院
副院長村上 晴郎
資格・所属学会
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本血液学会 血液専門医
- 日本リウマチ学会 リウマチ専門医
- 日本内科学会会員
- 日本血液学会会員
- 日本リウマチ学会会員
「ただの貧血」と放置せず、まずはご相談ください。
これらの症状、実は「貧血」が原因となっているかもしれません。
「貧血=鉄分不足」といったイメージが一般的ですが、貧血にはさまざまな原因やタイプがあり、適切な診断と治療が必要です。
貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が少なくなり、体の隅々に酸素が行き渡りにくくなる状態のことをいいます。
酸素不足により、全身の倦怠感、頭痛、息切れ、動悸といった症状が現れ、日常生活にも支障をきたすことがあります。
貧血の原因は1つではありません。当院では、以下のような原因を丁寧に診断し、患者様一人ひとりに合った対応を行っています。
最も多いタイプの貧血で、鉄分の不足が原因です。偏った食生活や月経過多、妊娠中の鉄分需要の増加、消化管からの出血などが原因となることがあります。
慢性的な炎症や疾患(がん、腎臓病、リウマチなど)によって赤血球の生成が抑制されることで起こります。
胃潰瘍や大腸ポリープ、痔などからの慢性的な出血が原因になることもあります。自覚症状が乏しく、進行してから気づくケースもあります。
白血病や骨髄異形成症候群といった血液疾患によって貧血が起こることもあります。
当院の副院長は血液内科を専門とする総合内科専門医です。
貧血の原因を多角的に見極め、必要に応じて血液検査・レントゲン・心電図なども併用しながら、丁寧な診断を行います。
症状の内容、生活習慣、既往歴などを丁寧にうかがい、必要に応じて鉄分の数値やヘモグロビンの値、白血球や血小板の数など、詳細な血液データを確認します。
鉄剤の処方だけでなく、食生活のアドバイスや生活習慣の見直しまで、患者様の毎日に寄り添った治療をご提案いたします。過度な制限ではなく、「続けられる改善」を大切にしています。
貧血の背景に重篤な病気が疑われる場合には、地域の基幹病院と連携して、適切な検査・治療につなげてまいります。
鉄分不足による貧血の場合、改善は比較的容易ですが、胃や大腸からの出血が原因になっているケースでは、がんや潰瘍などの病気が隠れている可能性もあります。
また、貧血状態が長く続くと、心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞などの心疾患を引き起こすこともあります。
何より、「体がだるい」「すぐに疲れる」という状態が続くことで、生活の質(QOL)が大きく低下してしまいます。
当院では、高槻市の地域に根ざしたかかりつけ医として、日常的なお悩みから専門性の高い疾患まで、幅広く対応しています。
「病院に行くほどでもないかも…」と迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。
丁寧な説明と信頼できる診療を通して、皆様の不安を少しでも軽くできるよう努めてまいります。
貧血の原因は人それぞれ異なります。だからこそ、正確な診断と、それぞれに合った治療方針が重要です。村上医院では、患者様お一人おひとりの声を丁寧に聞き、不安を取り除けるような診療を心がけております。「これって貧血かも?」と感じたら、まずは一度ご相談ください。